睡眠薬のマイスリーが更年期の不眠に効果があった実験

日本で処方される睡眠薬は、ベンゾジアゼピン系(ハルシオン、レンドルミン、デパス等)が78.3%という割合が高いのは副作用が少ない為です。 しかし新事実で分かったのは非ベンゾジアゼピン系のエスゾピクロンとゾルピデムが更年期の不眠には薬として症状の改善に効果があったという実験結果です。 実験対象は410名の更年期で不眠の女性でアメリカのマサチューセッツ州で2006年に行なわれました。 実験ではエスゾピクロン3mg(商品名ルネスタ)を4週間服用したところ、睡眠の質や入眠や翌日の機能改善が顕著だったというデータです。

この内容を紹介していたのが、東京医科歯科大学教授で女性健康医学が専門の寺内公一氏です。 記事については、更年期の不眠で難しいのは原因がホットフラッシュなのか精神的なものなのかを断定しにくい点です。 寺内教授は、眠れない原因はうつ病的な要因の方が割合が多いと述べられていて、非ベンゾジアゼピン系のマイスリーが効果があるとのことです。 これは日本睡眠学会が作成した睡眠薬のガイドラインにも更年期にはゾルピデムのマイスリーが良いと書かれておりますので続いて紹介しておきます。

睡眠薬の診療ガイドラインでの更年期の薬で頓服に使用

日本睡眠学会と厚生労働省による睡眠薬ガイドラインでは更年期の不眠についてどう記述してあるかを調べてみました。 非ベンゾジアゼピン系のゾルピデム(マイスリー)は、普通の睡眠薬と違い頓服でも作用することが注目されてました。 依存が怖い方でも、眠れないときだけ服用する使用方法でも効果があるのが非ベンゾジアゼピン系の特徴のようです。 またマイスリーは副作用が少ないのと依存性が少ないので更年期障害による初期の不眠の薬として適しているとも述べられています。 閉経期になると中途覚醒や入眠障害の症状が若いころに比べてが1.3~2倍になるというデータもあるようです。

マイスリーは産婦人科でも処方して貰えます

更年期の薬だけど睡眠薬なら心療内科でないと駄目なのと不安に思う方もいると思いますが大丈夫です。 マイスリーは服用している人が多く、他の睡眠薬と比較すると作用時間は2.5時間と短く、服用して40分で最高濃度に到達します。 作用時間が短いので、布団に入っても眠れないという人には適したお薬になりますが、中途覚醒や早朝覚醒してしまうようでしたら、医師に相談して変えてもらいましょう。 またマイスリーには抗不安薬の作用はないので、更年期の不眠の症状と不安が混在して寝れない場合は効果がありません。

ホットフラッシュの自覚症状がある場合の不眠はホルモン剤のプレマリン錠

医師会が作成した更年期ガイドラインでは、不眠の原因がホットフラッシュや寝汗やほてりの場合は、女性ホルモンの補充により症状が改善しやすいとのことです。 この場合は睡眠薬でなく、お勧めは経口で服用する産婦人科のホルモン剤でプレマリン錠になり即効性があるようです。 カウフマン療法という月経周期に合わせて前半と後半でエストロゲンとプロゲステロンに合わせた異なるホルモン剤を飲むのも効果的です。 プレマリン錠とデュファストンの組み合わせが多いようで、産婦人科の先生と相談されると良いと思います。 また、場合によっては女性ホルモンだけでなく男性ホルモンも投与することで不眠の症状を改善されるともいわれております。 更年期の不眠でホルモンの薬を飲む場合は、睡眠薬と併用しない方が良いでしょう。

不眠で薬の副作用が怖い場合は漢方薬の加味逍遥散

更年期ガイドラインに記述があったのが第三の選択肢として漢方薬では加味逍遥散が不眠に効果があるということです。 加味逍遥散の対象は、中間証から虚証で「やせ型~中型」の体形で体力がない人向けです。 少し太っていて寝汗で寝れないという場合は違うようです。 ドラッグストアや薬局でも第二医薬品として買うことができますが、通院されているなら産婦人科で更年期の不眠の薬として処方してもらいましょう。

更年期の不眠の症状でうつ病になる

更年期の不眠が続くことで身体的にも肉体的にも病気が発病しやすい症状になります。 慢性的な寝不足は食欲抑制ホルモンが不足するので体質が太るようになります。 更年期で太ると感じている女性の原因は不眠になります。 一番怖いのがメンタルでうつ病になってしまうことです。 一旦うつ病になると10年以上の長い治療期間が必要になってしまうので、更年期の不眠の症状だからと軽く考えずに薬で改善していきましょう。 更年期障害で不眠を感じている女性は50%と言われており、その40%が睡眠薬を服用しております。


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